【0952-2-BTL】『イタリアン・ダレス』ダレスバッグ2気室(チョコ)

2気室に分けられた、容量を重視したモデル『0952』型

本体素材には「サンタクローチェ®カーフ」を使用。イタリア・サンタクローチェ地方において、1000年以上の歴史がある伝統的な鞣しの技術からうまれるこの革は、傷もつけば、色落ちすることも、陽に焼け、水しみも出来ますが、それこそがアイデンティティーとなり、持ち味豊かな逸品と変化していきます。

ナチュラルな風合いを生かした皮革は、使い込むほどに味わいを増し、透明感のある光沢はさらに輝きを増していく。

「トラ」と呼ばれるシワの具合など、天然皮革にのみ現れる特徴は、オンリーワンの個性として、革の表情を豊かに見せてくれます。

革の切り口(コバ)にニスを塗って仕上げる作業を「みがき」と言います。角を削り丸みを帯び、鑢掛けし、塗料をなじませ熱を入れ、さらに表面を荒らし、重ねた革が一枚の革に見えるように平滑にし、しかし、革の重なりあっている雰囲気を絶妙に残す。そしてその作業を何度も繰り返す。このダレスバッグは職人の「みがき」の技術が見た目の印象に大きく影響する繊細さを持つ、大峽製鞄を代表する鞄の1つです。

この鞄を手がけたのは、「みがき」仕事に関しては日本随一を誇るいや、世界一といっても過言ではない大峽製鞄至宝の職人。彼の仕事は精密且つ繊細で、その作品はすべて優美な仕上がりをみせています。

ショルダーと呼ばれる牛の希少な一部分のみを、丹念に手なめし、手染めを施した サンタクローチェ地方の特産品、ハンドメイド革になります。その手染めによる透明感ある表面は、傷がつきやすく、陽に焼け、水しみも出来ますが、それが使われるその人その人の特徴あるアイデンティティーとなり、持ち味豊かな逸品と変化していきます。豊富な色展開をご用意してありますが、手作りの為、ロットによる色のばらつきがあります。それが天然素材の特徴です、微妙な色合いをお楽しみください。