コードバンシリーズがリニューアルして登場 『第一弾;名刺入れ・通しマチタイプ』
【新商品のご案内】大峽製鞄のコードバンの革小物製品がリニューアルし登場いたします。
従来の「鞄仕立て」と称される《カジュアルタイプ》に加え、「紳士物仕立て」の《ドレスタイプ》が新たにラインナップされます。
《カジュアルタイプ》・《ドレスタイプ》とシーンや用途に合わせ本体・内装の仕立てや素材のコンビネーション、ステッチカラーなど研究し、再構成しております。
新しく2ラインとなった大峽製鞄のコードバン小物シリーズ、この春より続々と登場いたしますのでご期待ください
第一弾として、今回ご紹介するのは、
《ドレスタイプ》のコードバンでお仕立てした通しマチの名刺入れになります。
紳士物仕立ての名にあるよう、ビジネスなどのシーンにおけるシチュエーションを想定し設計、
ヌメ革を用いず内装もコードバンにし、シックな印象になるよう纏めました。
本体厚もコードバンの風合いを損わない程度に極力薄くし胸ポケットなどにも収まりがよくなるよう仕立ててあります。
ケミカルな芯地や生地を一切使わずに芯材に至るまで革のみで構成された本体に合わせ、商談中の机の上でも静かながらに際立つよう、表面には薄く芯を入れ盛り上げふくよかな立体的な表情を見せています。
これによりコードバンの表面の色斑感や艶感がドレスタイプの名の通りより一層際立っています。
裏打ちに使用したシェブラニールキッド(山羊革)はライニング用に適しており、汚れが目立ちにくいカラーリングに加え、内側に折り曲げた際に起こる皺(シワ)が際立つシボに溜まって目立ちにくくなる利点があります。
表面や素材自体の強度がある反面、極度の表面屈曲には弱いコードバンの代わりに、僅かなマチ部分には、
本体のカラーと同系色の手染めによるクラシックなムラ感(アンティック仕上げ)が特徴的な『イタリアン・ミュージアムカーフ(牛革)』が採用されています。
3種の革から成り立つ素材は異なるものの、表面感や色の趣を揃えることにより調和の取れた一体感が生まれます。
是非、貴殿のレザーコレクションとして、ドレスアップの一つのアイテムとして懐に忍ばせてみてはいかがでしょうか。