【新素材】フレンチ・アニリンカーフ 革小物シリーズ

フランスの山間部に拠点を構え、世界最高峰とされるタンナーから独立した世界各地の超一流革製品ブランドから引き合いがある名門タンナーのひとつです。

その名門タンナーである理由として、もちろん革の品質が良いことが一番の理由ですが、そしてその品質を可能にしている理由として「鞣しの技術」と「工場の立地条件」が挙げられます。

山間部の渓谷に位置することから良質な源泉水を得られ、放牧育ち良質な原皮が確保できること、世界最高峰タンナーのひとつから独立した経緯もあるため、そこで培った知識や技術を生かして革を鞣しているため、特徴はコシのある堅牢な革であり皴になりにくいと言われております。

銀面を残したフルグレインカーフを使用しセミアニリン仕上げを施しています。
ベースの染色を染料仕上げ、仕上げに薄く顔料仕上げを施したハイブリッド染色をした革といえるでしょう。仕上げはグレージングを施しているため平滑性がありゆえに光沢があることが特徴です。

また、表情を均一にするべく100%顔料仕上げにはしていないこともあり、表面は天然素材ゆえのキズや血筋が浮かんでいますが、全体が均一な仕上がりの色味になるように入念に染色してあります。


 

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そして、こちらのシリーズは本体素材には、この『フレンチ・アニリンカーフ』を採用。

13世紀にまでさかのぼる伝統を受け継いだ製法を行なっている、フランス原皮のみを使用したボックスカーフ専門の名門タンナーです。
1984年創業の原皮から革になるまで100% MADE IN FRANCE を貫くこちらの高級カーフレザータンナーの銘品と称される素材でフランスの銘靴と呼ばれるブランドでも扱われるカーフを使用

針穴からうすらと見える革の断面から見ても、芯通しをしていないことが伺え、だからからこそ素材自体の『コシ』『ハリ』がある。表面は薄化粧に仕上げているため血筋やトラすらが随所によく映える。この双方の効果によってこの艶と透明感が際立つ

顔料を仕上げのわずかにほぼ染料仕上げにしたナチュラルな風合いを生かした皮革は、使い込むほどに味わいを増し、手入れの仕方によっては表情を変え、透明感のある光沢はさらに輝きを増していく。

美しさを優先するがため表面仕上げを薄くしているため雨染みなど強いとは言えず、汗を吸収するため決してパンツのバックポケットに入れてはいけないデリケートな革だけに、表面感はエイジングや手入れにより如何様にも表情を育てることのできる稀なクロム鞣しの革小物シリーズです。

 

 


【1236-VCL】名刺入れ(通し襠)へり返し



【1235-VCL】札入れへり返し・二つ折り小銭入れ付き財布


【1234-VCL】束入れ(笹襠)小銭付へり返し・長財布

 

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