『オオバランドセル』の自己紹介 ― オオバランドセルってどんなメーカー? —

日頃よりオオバランドセルをご愛用・ご検討頂きありがとうございます。

2024年ご入学用カタログのご請求受付もすでに始まっておりますが、
皆さまからのご請求も日に日に件数が増え、じわじわと2024年度のラン活が始まってきたなという感じがしております。

 が、しかし、


「オオバランドセルってどんなメーカー?」

「とりあえずカタログ請求はしたけど、実はよく知らない・・・」

などなど、ギモンをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
多くのランドセルメーカーがある中でのランドセル選びは、いろいろ迷ってしまいますよね!


まずは皆さまに『 オオバランドセル 』、『 大峽製鞄 ( おおばせいほう ) 』というメーカーを知っていただきたく、
オンラインストア担当のわたくし西部が、オオバランドセルの歴史やこだわり、職人の想いなど、わかりやすくご紹介させていただきます。

 

 

◆今年で創業87年。日本のランドセルメーカーの草分け的存在

大峽製鞄(おおばせいほう)株式会社は、昭和10年(1935年)の創業以来、およそ90年に渡り鞄を製造しているメーカーです。
ランドセル以外にも、鞄、革小物等の製造メーカーとしても知られていますが、学生鞄を起源とするものづくりの原点はランドセル。

長年にわたり本物の鞄を探求し続け、使う程に味わいが深くなる超一級の素材を採用しています。職人の丁寧な手作業で、素材の良さが引き立つシンプルなデザインを採用した鞄作りがポリシー。


熟練した職人だけが成し得る、「素材の目利き」と「手縫いによるハンドワーク」。
「量産品では決して醸し出すことのできない本物の良さを感じて欲しい」
そんな品質が評価され、文部大臣賞連続7回、通産大臣賞、東京都知事賞11回、経済産業大臣賞など、数々の賞を受賞して参りました。

 
オオバランドセルは、そのこだわりと確かな技術の評価の証として、現在では日本各地の名門国立・私立小学校の指定ランドセルに採用されています。


おおばせいほう 職人技

熟練職人の手仕事が、6年間丈夫で安心して使える美しいシルエットのランドセルを作ります。

皇室に納められた薬箱
昭和天皇のブラジルご訪問の際に納められたものと同型の薬箱

 

 

◆「世界に通じる日本最高峰のものづくりを」の精神

ランドセルは、皮革の裁断から完成まで、150余りのパーツに300を超える工程があり、職人の手で組み立てるなど、高い技術と丁寧な作業が求められる日本特有のかばんです。
このランドセル作りの技術を発展させ、さらに実際に世界中のタンナーを訪ねて選び抜いた上質な皮革を使用するなど、素材に対する厳しい目利きを融合させ、辿り着いたのが大峽製鞄の鞄。

今から約20年ほど前、「クラシコ・イタリア」や「クラシックスタイル」と言ったコピーがメンズファッション誌を賑わせていた時代、イタリアをはじめとした欧州の高級レザーグッズがメンズファッション誌に数多く紹介されていました。その中で、それらの高級バッグと肩を並べ、共に誌面を飾ったのが大峽製鞄 ( おおばせいほう ) のダレスバッグやブリーフバッグ。

海外ブランドがもてはやされた時代、日本特有の緻密で繊細、丁寧な縫製から放たれる静かで重厚な佇まいは、それはまさに、“世界に誇るメイドインジャパン”として、目の肥えた男性たちからの信頼を得るとともに、日本の職人技が世界から一目置かれた瞬間でした。

大峽製鞄 おおばせいほう ダレスバッグ ビジネスブリーフ
左:ダレスバッグ  右:ブリーフバッグ  どちらも大峽製鞄のアイコン的バッグ

 
大峽製鞄 国際商標
日本の職人が作る革製品を世界に知らしめるとの思いで、英文字ではなく漢字(マーク)で取得した国際商標。

 

 

◆学習院型ランドセルの基本デザインとして

話をランドセルに戻しましょう。
ランドセルには、「学習院型」「キューブ型」などいくつかの型がありますが、そのすべてのランドセルの原型となったのが学習院型ランドセル。


ランドセルは、大正天皇が学習院ご入学の際、当時の内閣総理大臣 伊藤博文が箱型の通学鞄を献上したことが始まりとされています。両手が使え、沢山収納できる背負い式のこの通学鞄を、のちに学習院初等科が採用したことで通学鞄としてのランドセルが定着しました。この時のランドセルが現在のランドセルの原型とされ、「学習院型」と呼ばれる理由です。


オオバランドセルは、その学習院型ランドセルの基本デザインとして定着しており、現在のランドセルのスタイルを確立したメーカーとも言われています。

 昔の学習院型ランドセル 大峽製鞄 ( おおばせいほう )
昔の学習院型ランドセル。


オオバランドセル 
学習院型ランドセルの特徴でもあるヘリの工程。この部分こそが型崩れしにくく丈夫なランドセルの秘訣です。

 

 

いかがでしたか?
今回は『オオバランドセル』『大峽製鞄 ( おおばせいほう )』のランドセル作りの歴史や、ものづくりへの想い、素材へのこだわりを中心にお伝えしました。


オオバランドセルについて、もっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひカタログ請求をお願いします。
2024年ご入学用ランドセルカタログは、2023年1月末~2月初旬頃の発送を予定しております。

 

オオバランドセル 2024年ご入学用ランドセルカタログは、コチラからお申込みいただけます。