クラシカルであり端正なフォルム。
重厚感のある、いわゆる「ダレスバッグ」の理想形ともいえる逸品が完成致しました。
スーツにはこれほど似合うカバンは御座いません。
「これを持ちこなしてこそおしゃれが完成する」
服飾評論家落合正勝氏がこよなく愛用し,何本も所持していた「ザ・ダレスバッグ」、スーツをバリッと着こなした時は、いつもこの鞄を携えていました。
重要部分は手縫いで、ハンドワークの良さをお楽しみいただけます。
英国伝統のレザーを、日本人ならではの職人技で縫い上げました。
元々乗馬に使う馬具のために作られたこの革は、何度もワックスを塗り込み、耐久性を高めているのが特徴。そのため、水が浸透しづらく、ラフに扱える丈夫な素材です。
表面に「ブルーム」というワックスが白く染み出た跡がありますが、これもブライドルレザーならではの特徴です。
使う程にブルームも馴染み、しっとりとした上品な光沢が生まれます。
錠前シルバーと記載のない商品の錠前はゴールド色になります。
天部分が丸みをおびている関係上、開閉時に開けたまま固定は出来ません。ご了承ください。
『MEN'S Precious』にて大峽製鞄のザ・ダレスの記事が掲載されました。
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乗馬の本場、英国にて馬具用素材として開発されたブライドルレザー。 革に何度もワックスを塗り込み、耐久性を高めているのが特徴で、そのため水が浸透しづらい丈夫な素材です。 表面に「ブルーム」というワックスが白く染み出た跡があるのも特徴で、このブルームは使い込むほどに馴染み、しっとりとした上品な光沢が生まれます。 馬具の中でも特に堅牢性が求められる手綱に使用されていたことから、革らしい表情をを残しつつも機能性にも長けた素材と言えます。 当社が使用するのは、ビット鞣しと呼ばれる昔ながらのタンニンによる時間と手間をふんだんにかけた鞣し、一枚ずつの染料仕上げ、さらに革の表面にグリースを手で塗り込んで完成させています。 ノーザンプトン皮革学校で革づくりの基本を学んだ若きマイスターによる伝統的なキャリング製法はブライドルレザーの真髄と言えます。