大峽製鞄を代表する銘品『ゲント・メディア』スリムオーバーナイト。
内装は気室が2つに分かれ、切り板はホック留めにし、不要な場合は取り外しが可能。厚マチの嵩張るモノの収納にも対応できます。内装両背面に配したファスナーポケットや仕切りポケットは書類や小物の仕分けにも便利な仕様です。また、ファスナーポケットの裏面はマイクロファイバーにしているため、スマートフォンの画面など傷がつきにくくないよう配慮しました。
なお、仕切り板を外した際には、笹マチ部分についているファスナーが中の荷物に直に当たらぬようにレザーのフラップでファスナーの金属部分を覆うように細かな配慮がなされています。
笹マチ部分は本体気室のファスナーを大きく開いた際に横から荷物がこぼれ落ちないように配慮したものですが、出張や旅行などの1泊分のパッキングの際などは笹マチ部分のファスナーを開け外すとカバン本体がフルオープンになる仕様です。
本体素材は、安心感ある手触りのジャーマン・シュリンク・レザー。
高級皮革製品で知られる某メゾンでもお馴染みの素材は、某ブランドのハイレベルな品質テストに耐えうる堅牢性、耐久性があり、鮮やかな発色が印象的です。
肉厚でありながらソフト、そしてドライタッチな質感は、クラシックなデザインでも堅苦しくならずリラックスした雰囲気があります。
内装素材は岡山・児島の帆布などを取り扱うメーカーに大峽製鞄オリジナルで杉綾織の生地を別注したこちらの素材はシャットル織機で織り上げられたセルビッチ帆布になります。
B4収納サイズのビジネスバッグとして機能性は押さえつつ、エレガントなフォルムと発色の良い素材ならではの、ビジネスシーンや出張時に使えるスリムでスタイリッシュなオーバーナイターです。
同シリーズのA4収納サイズはこちら
『ゲント・ピッコラ』スリムキャリーオール
同シリーズのB5収納サイズはこちら
『ゲント・ミクロ』マイクロキャリーオール
伝統的な職人魂にささえられた手仕事で革を作り続けているタンナーの一押しのレザーになります。こちらのタンナーは歴史も古く、日本の江戸時代に当たる1864年に創業されています。 欧州の牧場で、丁寧に自然飼育されたカーフをこれ以上縮められないまでに『シュリンク(革を薬剤で縮める作業)』させたこちらの素材は、元来、フランスの高級皮革製品で知られる某メゾンブランド用に開発されたと言われ、同社の厳しいスペックをクリアする為、引き裂き強度や引っ張り強度、染色堅牢度などがすべてハイレベルに設定されています。「1ミリでもクオリティーは落としたくない、これが俺の哲学。したがって生産量は増やさない。」と同社の社長が言わしめるほどこの素材へのこだわりが伺えます。 強力な耐久性と、持ち味豊かな弾力性が共存しているシュリンクカーフレザーの風合い、粒だった子母(シボ)の高低差から生まれる、深みある奥ゆかしい色合いが特徴です。